社交ダンスの最大の特徴は2人で踊ること

社交ダンスの最大の特徴はペアで踊るというところです。

他のダンスは基本的には一人で踊ります。振付が決まっていて、それを一人で踊りきるものが多いです。

社交ダンスは事前の申し合わせが不要⁉︎初めて合った人とも踊れるダンス

例えば他のダンスで、違ったダンス教室の人と一緒にセッションしようとすると事前の申し合わせが必要です。

ですが社交ダンスにはそうした申し合わせは不要です。社交ダンスは初めて出会った人とも踊ることができます。

社交ダンスは振付が事前に決まっていません。

基本的に男女がペアになって、一曲踊りきるまでの間一緒に踊るのですが、その間男性は女性にステップを伝える役割のリーダー、女性は男性のリードを受けてそれをフォローする役割を担います。

『男性のリードがあって女性がそれを受ける』というやり取りをすることによって、二人の中で振付が完成していきます。

社交ダンスが誰とでも踊れる秘密は世界共通のベーシックステップ

最もすべてフリーで踊らなければならないわけではなく、ベーシックの短いステップが世界共通で決まっています。

その短いステップをつなぎ合わせるようにすればOKです。

お互いにそのステップを知っていれば初めて出会った人とでも踊れるわけです。

社交ダンスは女性を魔法のように踊らせることができる!?

さらに発展していくと、男性はベーシックステップの技術を使って、ベーシックにないステップをリードによって相手に伝えることもできます。

相手が知らないステップでも、女性をまるで魔法のように踊らせることができるのです。

女性は男性のリードを受けて動きますからステップの自由はありませんが、相手からもらったリードを感じ取り、ステップを知らなくても動くことができます。

上達すると相手の力を自分の動きに加えて、一人では出せないスピードが出せたり、大胆な動きができます。

さらには相手のリードを受けつつも男性側の動きを助けてお互いのダンスを高めることができます。

自分がかけたリードが相手に伝わり、生きた反応を返してくれる。

こうして言葉だけではない踊りを通じてのやり取りが社交ダンスの最大の魅力と言えるでしょう。